菓銘ってどうつけるの?

昨日、インスタグラムにあげたこちら

菓銘は『清風万里の秋』

清風が吹いてあたり一面秋の様子のこと

茶道されていると、この時期にお軸でよく見かけるようですね
そして、昨日は
寒露・鴻雁来(かんろ・こうがんきたる)

清風万里の秋の対句も含めると‥
禅語の
昨夜一声雁 清風万里秋
さくやいっせいのかり
せいふうばんりのあき


昨夜、雁が一声鳴いたのを聞いて、雁が渡ってくる、清らかな風が吹き抜ける本格的な秋を迎えた事を知る

または、澄み切った静寂の中で忽然と起こった悟りの境地

少しの事柄で全体を悟るなどの優れた働き

全ての妄想・執着を捨て去った後の清々しさに満ち溢れた心境の喩え

などがあるそうです




雁が来る頃にふく北風を

『雁渡し』というそうです。

季語にもなっています
こんなに雁が季節に関わってくるとは、
茶道をしていない私は知りませんでした
禅語集とかも買ってはみましたが、
やはり体感すると感動するし
忘れられないですね
宮城など有名なようで、
 蕪栗沼の雁

ダウルロードさせていただきました♡

是非、一度拝見したい風景ですね
そもそも、この『清風万里の秋』という
言葉に出会ったのは、私の煎茶の先生


のインスタグラムのストーリーズに
上がっていたんです。青空とともに
そこでピンときて、言葉を調べたり
秋の情景を思い浮かべたり‥


最近の夕方のピンクの空と青空が
好きだなぁ、とか


コスモスと青空のコントラスト
さらに、そよそよ風に吹かれてる様子も
好きだなぁと思い

青とピンクと風をテーマに
作りました
そして、感動したのが
オンラインコース卒業生さんの
素敵な夕空が上がっていたんです
(ストーリーズ)
私はいつもサロン帰りの車の中から
ピンクの夕空を見て癒されてるのですが
まさにそんな空!

本当に一瞬なので
帰ってから撮ろうと思うともうだめ
なんですよねー。

もうびっくり嬉しかったです!
しばらくはこの写真で癒されます
自然のグラデーションにはかないませんね

私がお菓子を作る過程
菓銘の付け方を教えてくださいと
言われることがあるので
書いてみました
限定のライブでも
『言葉から作ること』が多いと
お伝えしました

日本には美しい言葉がたくさん
あるんですよね

『菓銘』を決めてから
作品を作る、ということも
是非挑戦してみてくださいね♪
菓銘って、造語でもいいし、個人的な思い出でもいいと思うんですよ
菓銘+お菓子を見ることで

これは、これを表してるんだなと
分かってもらえたらいいし、
分からなかったら少し説明を加えても。
秋桜と青空と風

とかより

『清風万里の秋』のほうが
日本らしさでてると私は思うんですよね
四季のある国に生まれ、
漢字があり、日本文化に触れられる
環境が楽しくて嬉しくて感動して感謝です

これからも自分の好きを追い求めて
練り切りを作っていきたいなと
思っています✨

和菓子・練り切り教室|神戸市六甲アイランド|HALE |ハレ

兵庫県・神戸市東灘区の和菓子と練り切り、ときどき水引を学べるお教室 体験してみたい、デザインを楽しむ単発レッスン 家で和菓子や練り切りをプロ並みに作りたい方のためのオリジナルコース 練り切りの資格を取得したい方のための練り切りアート®認定講座

0コメント

  • 1000 / 1000