【練り切り餡つき】クリスマスZOOM練り切りレッスンします

長い時間がかかりましたが

練り切りあんつきのレッスンをやっと開講できる準備が整いました


練りきりを、オンラインで、初心者さんにお伝えする時にネックになるのは

・・・練り切りあんどうするん?(外側の生地)という事でした


練りきりって、茶道で一緒に食べるお菓子といえば伝わりますか?




外側の生地は白あんと求肥や山芋を混ぜたもの、中は黒漉し餡など、

ほぼほぼ、あんこでできています。

材料は手に入りやすいんだけど、親子レッスンなどではあまりにも時間がかかりすぎる


何とかできないかな・・・と思ってずっと製餡所さんと開発してきました

私が普段から使用している内藤製餡さんはこちら(楽天には出店しておりません)



すごく想いはあるのに、アナログな

そんな内藤製餡さんが好きです♡



そして何度もやり直しをお願いして、配合も少しいじってもらい。

私のいつもと同じ感じの練り切りあんではありませんが、使いやすいように、美味しくできたと思います。

※ただ、人の手で炊き上げてもらっているため、少々仕上がりに差はあります



一から一緒に作るレッスンはもう開講して1年以上が経過しました

オンラインで滞りなく行えています



一から作りたい方はこちらから



私は『練りきりを皆さんに身近なものにしたい』と活動をしてきました

なので、基本的には近くで手に入るあんこで、思い立った時に

気軽に欲しいときに欲しい分だけ作れるようになる

コースレッスンをお勧めしています


なのに何で練り切り餡を開発したかというと・・・


私が練りきりを始めたルーツにあります


時々お話していますが、練りきりを始めたきっかけは【食物アレルギー】

私の次女が重度の三大アレルギー(卵、小麦、乳)でした


まぁ、そのうち良くなるかな、なんて思っていたら

『一生治らないかも』宣告。

その後、アレルギーについて学び、今は積極的な治療を始めてもう4年かな。

小麦以外は治療中です。


いつもいつも、出かけた先でお土産を探すのは『和菓子売り場』

そうか、和菓子を作ったらいいのか。と思い立ち


『和菓子で、華やかで、誰からも羨ましがられるお菓子・・・』


そこで練り切りだな、と思ったわけです。


でもその時に決めていたことがあるんです

『誰からも羨ましがられるほどに美味しくて、美しい練りきりを作る』


『アレルギーの子でも食べられるのにおいしいね』

『アレルギーの子でも食べられるのにかわいいね』

その前置きを外したかった。


先日、京菓子展で優秀賞を受賞して、その目標はある程度達成できたのかな、と

思えました。(またブログにも書きますね)


なので、アレルギー話は解禁です。

アレルギーの子用の食べ物、と勘違いされるのもと思い、

あまり積極的にインスタなどでは書いてきませんでした。


練りきりは、そもそも取り立てて言わなくても、植物性のお菓子です

アレルギーを持っていても多くの方が食べられます。

小麦も、卵も乳製品も使用していない(一部、使用しているものもあります)のです

そして油分も使用しないためヘルシーともいわれます

(お砂糖はあんこに結構入ってるので食べすぎは禁物ですが)


誰にでも喜んでもらえる、誰も悲しませない、そんな美しい練りきりを作りたかった

厳密に言えば全員とは言えませんが・・・




昔は、次女がアレルギーで幼稚園のクッキングクラブに入れてもらえなかったので

自宅でキッズクッキングを開催していました。

米粉も学んだので、卵もバターも卵白も使わないアイシングクッキーを

作っていました。

もう、6年も前になるのかな。

アイシングも人気あったなぁと思いますが、教室をし続けたいほど好きではなかった。


そして時には練り切りも。


子供たちが本当に楽しそうに作り、美味しそうに食べてくれたことが

うれしかったです。(私は一切手を出しませんでした)


でも私自身が、子供のアレルギーは関係なく練りきりにのめりこみ、

教室業が忙しくなりすぎたため、キッズクッキングは娘も忙しくなり終了。


会うたびに『次のクッキングいつ??』と聞かれるのがつらかったな笑


今でも『クッキング楽しかったなぁっ』と話してくれるそうです

ブログに書くために再度掲載許可を得たときにお母さまが教えてくれました。

ありがとうね♡



そして本題、京菓子展の受賞をしたときに、やはりきっかけを作ってくれた

アレルギーの子たちに夢を与えられたら良いなぁと思ったんです

なので、お母さんが興味がないと練り切り餡まで作ろうとは思わないと思うので

製餡所さんに、練り切り餡を作ってもらったんです。



業界紙にも、私の練り切りを始めるきっかけはアレルギーと載せてくれてました


日本を代表する伝統文化である『練り切り』が

老若男女、アレルギーでも、そうでない方にも喜んでもらえるお菓子であること


アレルギーでも悲観しなくていいよ

無理をしなくても世の中には美味しいものがたくさんあるんだよって

娘に伝えたくていろんなものを作ってきたし、教えてきました。


悲しんでいてアレルギーが治るなら毎日でも泣いて暮らしたでしょうね。

まぁあり得ないので

『無いなら作る』『パーティーに呼ばれないなら呼ぶ側になる』

出来ないことをできるようにする方法を考えて生きてきました。

(その話はまたゆっくり)


今回は、クリスマスなのでお子さんがたくさん参加してくれたらいいな、と

思っています


色付けや計量だけお母さんが手伝ってくださらないと進まないのでそれはお願いします。

形を作るのは、幼稚園くらいのお話を聞ける子でしたら、進めていけるかと思います


理解しているのであれば、必要以上にお母さまが口出しせず、お母さまも楽しみながら

一緒に『楽しかったね』『ここは難しかったね』『かわいくできたね』など

終わった後に親子でお話してもらえたらうれしいです


親子でなくても練り切りちょっとしてみたい、大人のみの参加も歓迎します!

ワイワイはすると思いますが。


レッスン内容は明日12月5日に配信する公式ラインのお申込みフォームを開くと

書いておりますのでご覧くださいませ

家にないであろう物はほとんど送らせていただきますのでご安心ください


公式ライン登録はこちらから




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